●条文音声の分離と結合の方法
解凍した音声ファイル(mp3)とキューファイル(cue)は同じフォルダーに設置してください。
条文音声の分離と結合を自由自在に行うには無料で使えるソフトウェアのマルチメディアコンバーターXRECODE
II を使用します。
XRECODEUのダウンロードとインストール及び設定は「●条文音声の分離と結合のための準備」を参照してください。
◆ XRECODE IIの起動
以下の何れかの方法でXRECODE IIを起動します。
1.
スタートメニューに作成したXRECODE IIショートカットメニューで起動
2.
デスクトップ上に作成したXRECODE IIショートカットキーで起動
3. プログラムをインストールしたフォルダー(C:\Program Files\xrecode II\)内のxrecode2.exeで起動
◆ 条文音声の分離の方法
@の場所に分離したい条番号を含むキューファイル(cue)をドラッグ&ドロップします。
条番号とキューファイル(cue)の対応は別紙、各法律のファイル構成を参照してください。
例えば、日本国憲法 第一章 天皇 第七条 (天皇の国事行為)を分離する場合は、第七条を含むキューファイル(cue)である
kp1.cueを@の場所にドラッグ&ドロップします。
キューファイル(cue)をドラッグ&ドロップするとファイル内に含まれる全ての音声ファイル(mp3)が選択された状態になります。
一番左の#の位置の全てにチェックが入った状態。
ファイル内に含まれる音声ファイル(mp3)を全て分離しない場合は、分離する条番号の音声ファイル(mp3)にチェックを入れます。
2.
出力先を指定
Aの場所で出力設定を行います。
初期状態「ソースと同じ場所」では、@にドラッグ&ドロップしたキューファイル(cue)と同じ場所に、分離した条番号の音声ファイル(mp3)が出力されます。
出力先を変える場合は「場所を指定」を選択すると、ファイルを任意のフォルダ内に出力することができます。
(右端にある参照ボタンをクリックし、目的のフォルダを選択します)
「正確なフルパスに出力」のチェックは外すことをお勧めします。
3.
出力ファイルのフォーマットを指定
Bの「目的の形式」欄で、出力ファイルのフォーマットを指定します。
MP3を選択して、右の工具ボタンを押してください。
圧縮設定は「ソースと同じビットレートを使用」にチェックを入れてください。
尚、外部ツールlame.exeが組み込まれていることを確認します。lame.exeが無いとMP3への変換はできません。
「外部ツールの場所」にlame.exeの表記がない場合は、以下よりlameをダウンロードしてください。
lameのダウンロード
http://www.rarewares.org/mp3-lame-bundle.php
(2014-05-22時点ではLAME
3.99.5)
4.
分離開始
C開始ボタンで分離を開始します。
条文音声の分離方法は以上です。
◆条文音声の結合の方法
1. 結合ファイルを指定
@の場所に結合したい音声ファイル(mp3)をドラッグ&ドロップ又は「ファイルの追加」/「フォルダの追加」で取り込みます。
ファイルを追加する場合は、Ctrlを押しながらドラッグ&ドロップ又は「ファイルの追加」/「フォルダの追加」で追加します。
2.
出力先を指定
Aの場所で出力場所の設定を行います。
初期状態「ソースと同じ場所」では、@にドラッグ&ドロップ又は「ファイルの追加」/「フォルダの追加」で取り込んだ
一番上に表示されているファイルと同じ場所に、結合された音声ファイル(mp3)とキューファイル(cue)が出力されます。
表示されているファイルの順番を変える方法は、メタデータの編集「メタデータ(F2)」で「トラック」番号を表示させたい順番
に振って、「ファイル(F1)」基本画面で「トラック」を▲番号昇順にします。
ソースの場所に関わらずに出力先を変える場合は「場所を指定」を選択すると、ファイルを任意のフォルダ内に出力
することができます。 (右端にある参照ボタンをクリックし、目的のフォルダを選択します)
「正確なフルパスに出力」のチェックは外すことをお勧めします。
3.
出力ファイルの形式を指定
Bの「目的の形式」欄で、出力ファイルの形式を指定します。
結合/CUEを選択してください。
4.
結合開始
C開始ボタンで結合を開始します。
条文音声の結合方法は以上です。