ハサミの上手な使い方

曲線や直線を切るときはハサミの腹で切ります。(写真左)
くさび形に切り込むときはハサミの先を使います。(写真右)
長い直線を切る時は、カッターが速くきれいに切れます。

カッターは刃先を折って良く切れる状態にします。
定規は動かないようにしっかり押さえ、カッターは軽く持って、低い角度で引きます。
折り方
表紙や台紙のような厚い紙を折るときは、鉄筆(書けないボールペン)などで折る位置に筋を付けて折ります。
谷折り山折りとも、折り筋は裏面に付ける方が無難です。
当サイトのダウンロード素材は、印刷がずれる場合を考慮して、表面に折り線が書いてあることが多いですが、
折り筋はできるだけ裏面に入れるようにします。
折り筋付けに先の尖ったものを使うときは、低く寝かせて線を引くと紙が痛みにくいです。
写真はカードの台紙を谷折りしているところです。

折り筋を入れた後、折り位置に定規を当て、定規を芯にして折り上げています。
このようにすると、きれいに折れます。
交差する折り線の折り方。非常に多く使われる折り方です。

これをマスターすると手際よく工作ができますよ。

中心の折り線は「やま〜たに」ですが、通して折ってしまいます。
裏側から見て、中心線山折りです。
次に中心線の両側斜め線に、遠い方から少しずつ山折りをしかけます。

3分の1くらい折れかけたところで、この場合、上の方の逆折り体勢に入ります。
そして一気に、斜め線の山折りと上の方の谷折りを行います。
交差点がずれないように指先で押さえて、一気に折るのがポイントです。
貼り方
手に糊が付いたら拭けるように、濡れたハンカチ等を用意しておきます。

糊代以外に糊が付かないように、捨て紙を使ってガードします。
写真は、立体になったとき左右の糊代となる部分を、一度に糊付けしています。(別々に付けてかまいません)

台紙に貼るときは、
@まず台紙の片側を軽く止める
A台紙を伏せて軽く押さえる
B台紙を開くと仕掛けが立ち上がる
C貼り位置がずれていたら修正する
D再び伏せて、しっかり止める
この手順で貼ると、失敗が少ないと思います。
糊がはがれる部分があったら、つまようじで糊を補います。