本文が出来たら、本文の縦、横、厚さを計っておきます。
花布を作る
3p幅の3分の1くらいにボンドを塗り、コードを置きます。

コードは「こより」でもかまいません。
コードを芯にして3分の1位を折り、指の先できっちりコードをくるみます。
[本文の厚さ+2.5o]が、花布の幅になります。2つ取ります。
板ボールカット

市販のA5版用、B5版用などの板ボールは、本文用紙A5・B5に対応しています。規格のサイズなら背だけ切ります。
芯カット
接着芯の上に、図のように板ボールを置きます。

表紙板ボールと背板ボールの間を1pずつ開け、板ボールの2o外側をカットします。
なぜ2oかというと、板ボールを包んだときに、下図のようにするためです。大きすぎても小さすぎてもいけません。正確に、定規を当ててカッターナイフで切ります。
表布カット
少し大きめに切って、縦横の布目、又は柄を通して、歪みがないように整えます。

その上に接着芯を置き、芯より1.7p外側をカットします。
紙のハードカバー製本よりやや大きめで、角は切り落としません。
(布が厚い場合は少しカットします)
芯貼り
表布の裏面を上にして置き、接着芯の糊面が布に付くように重ねます。

アイロンのスチームは少な目、温度は中温(140度くらい)にします。
中央から接着していきます。体重をかけて圧着10秒。10秒経ったら隣へ移動してまた10秒。貼り残しのないように圧着します。