小学1,2,3年生とその親御さんを対象に、4回連続の講座をやらせていただきました。
その時の指導記録を元に、親子で作る創作絵本についてまとめてみました。

「親子で作る」となると、どうしても作品に親の考えが入ります。
私にも経験がありますが、完成度の高いものを目指すあまり、子どものユニークな発想を邪魔してしまうことがあります。
どうぞ上手く子どもの力を引き出してあげて下さい。
お話の考え方
次のことを考えましょう。
お話に出てくるのは だれ? |
おとうさん おかあさん いもうと じぶん
ともだちの○○ちゃん ネコの△△ちゃん |
いつの話? どこでの話? |
なつやすみ クリスマス たんじょうび
がっこう こうえん おばあちゃんち |
なにをどうする? |
けんかした→なかなおりした
水をあげた→花がさいた のように変化があると良いですね。 |
これらは、どの順番で考えてもかまいません。また、お話は、本当のことでも、ウソのことでもかまいません。
ただ、ほかの人が読んで、いやな気持ちがするウソはいけません。
お話には4つの部分がある
ちょっとむずかしいけど、お話には4つの部分があります。
「起・承・転・結 = き・しょう・てん・けつ」の4つです。

1の起は「はじまり」の部分です。
2の承は「それから」と話がつづく部分です。
3の転は「えっ!」と、おどろいたり、「なになに」と話がもりあがる部分です。
4の結は「しめくくり」の部分です。
「みどりちゃんの なつ休み]

お話がだいたい決まったら、それが絵本になるように考えていきます。
まずは見本の本を見てくださいね。