いよいよ、土台布に絵柄を縫い付けていきます。まずは仮止め。
土台布を2つに折って、折り山にピンを打ちます。これが背の綴じ位置になります。

それぞれのページの真ん中に、絵柄を配置してアイロンで固定します。
表紙内側、中ページも同様に配置します。

布が何枚も重なっているので、土台布の裏面からもしっかりアイロンします。
縫い付け
ちょっと細かいことを言います。
土台布に縫いつけるときは布の持ち方に気を付けます。

このように布を丸めて持つと絵柄がたるんで付きます。

平らに持つ、と言うより、お皿のように少しくぼませ気味に持つと平らに仕上がります。
ライオンの顔の縫いつけです。
顔部分をお皿のように持って、顔の周りを縫いつけます。
同時にたてがみも留めるので、ひと針ひと針、土台布までしっかりすくいます。

スリット間は飛ばして、耳の外回りを縫い、一周します。
ゾウのしっぽ
お尻を縫い付けたあとで、しっぽを作ります。
刺しゅう糸6本どり、10pを3本用意し、大きめの結び玉を作ります。

目打ちでしっぽの位置に印を付け、その印より1mmずつ離れた3点から3本の糸を出します。
裏から見るとこんな感じです。

糸を3カ所から出すのは、赤ちゃんが引っ張った時に抜けないようにするためです。

この3本の糸を三つ編みします。

3pほど編んだところで結び、1p先を切ります。